イラク国民議会選挙 開票始まる 米と距離を置く勢力 優勢か
NHKニュース
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選挙結果はまだ出ませんが、投票率が米軍占領後の総選挙の中では最も低くなりそうです。前回も44%と、最低を記録しましたが、今回はさらに低くなりそうです。
際立って低い投票率は、選挙と議会に有権者が期待しなくなったことを意味します。そして、選挙結果は、組織票を持った政党候補が有利になります。
イラクで最も大きい組織票というのは、シーア派の宗教勢力です。いずれかのシーア派勢力から首相が出ることは確実です。
イラクでは、2019年から電力や水の不足をきっかけに抗議行動が相次ぎました。問題は解決しないまま深刻化していますが、既存のシーア派勢力が政権を取ることが決まっている選挙では、解決にはつながらない、という見方が多数派になっているようです。駐留アメリカ軍が年内に戦闘任務を終える中東のイラクでは、国民議会選挙の投票が10日に行われ、開票が始まったとのことです。
イラクメディアによると、議会の最大勢力でアメリカ、隣国のイランと距離を置く多数派のイスラム教シーア派の実力者、サドル師を中心としたグループが優勢とのことです。