落語家の柳家小三治さんが死去 81歳、人間国宝
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先代の柳家小さん師匠のお弟子さん、故立川談志師匠の弟弟子です。
小さん襲名を巡り色々とあったようですが、小三治の名を大名跡にされたと思います。真顔で惚けたことを仰る師匠で、マクラも抜群でした。
江戸を感じる噺家さんがどんどん亡くなり、最後の砦のような方でした。ご冥福をお祈りします。五代目の柳家小さんは、十代目柳家小三治と七代目立川談志という二人の落語界の巨人を育てました。小さんの本筋として小三治を襲名した十代目と、尊敬する小さんから小三治を襲名させてもらえずに、飛び出して立川流を立ち上げた七代目談志。
小三治さんも実際に高座を聴くと、頑固で相当な変わり者だけど、師匠の小さんと終生のライバルの談志との狭間をしっかり立ち回りながら、古き良き落語を守りつづけた偉人でした。
なんとなくですが、談志が落語界のボブディランだとしたら、小三治ってニールヤングみたいだよなとある時、ふと思ったことがあります。
ご冥福をお祈りいたします。大変残念です。心よりご冥福お祈りいたします。
退院されたと聞き、年末には江戸落語会の出番も控えられていましたが...とにかくマクラが面白くて、我慢しててもつい笑ってしまう、独特の魅力のある芸風が癖になるような方でした。