2021/10/12
【新】マリの青年が、日本初のアフリカ人学長になるまで
日本で初めてのアフリカ出身の大学学長、ウスビ・サコ氏。
フランス語、英語、中国語、日本語を話し、関西弁も流暢に使いこなす。陽気な人柄に、街でも大学でも歩けばすぐに声をかけられる。
家族、親戚、友達、さらには旅人まで、都市部だと20~30人、田舎や農村部では100人前後が1つの共同体のように暮らすマリから、中国を経て、「人を避け、早足で歩く」人の国だと思っていた日本へ。そして京都に住み始めると、その独特な空間と人間の関係や、文化に魅了され、気づけば30年。
人との距離感、暮らし、家族、そして教育。日本の良さをいかしつつも、もっと外へ目を向け、良くしていこうと、学校の改革も率先して現場主義で行う。日本のこれからのあり方、学生たちに伝えていきたいことを聞いた。
フランス語、英語、中国語、日本語を話し、関西弁も流暢に使いこなす。陽気な人柄に、街でも大学でも歩けばすぐに声をかけられる。
家族、親戚、友達、さらには旅人まで、都市部だと20~30人、田舎や農村部では100人前後が1つの共同体のように暮らすマリから、中国を経て、「人を避け、早足で歩く」人の国だと思っていた日本へ。そして京都に住み始めると、その独特な空間と人間の関係や、文化に魅了され、気づけば30年。
人との距離感、暮らし、家族、そして教育。日本の良さをいかしつつも、もっと外へ目を向け、良くしていこうと、学校の改革も率先して現場主義で行う。日本のこれからのあり方、学生たちに伝えていきたいことを聞いた。
INDEX
- 多様性を体現し、京都で30年
- 中国留学で天安門事件に遭遇
- 日本とマリの意外な共通点
- 学びへの希望を胸に日本へ