2021/10/7

【新発想】企業の「在庫問題」を救うプラットフォームが面白い

NewsPicks Buisiness Growth Division
サステナビリティが重要視されるいま、企業を悩ませるのが、大量に余った在庫問題だ。
値引きをしても売れない在庫は最終的に廃棄されることも多く、商品を燃やせば地球環境に悪影響を及ぼす。
また、廃棄せずとも格安で販売するならば、企業の損失は大きい。
そうした売れ残った在庫を含む流動資産廃棄損の年間損失額は、国内で22兆円にも上るという。
この問題を解消しようとしているのが、在庫流通プラットフォームを展開するマッチングワールドだ。
売れ残った在庫を販売したい企業と、商品を安く仕入れたい個人や企業が、このプラットフォームを介して売買できる。
代表の町田博社長は、なぜこの領域に注目したのか。不良在庫ビジネスの可能性に迫る。
INDEX
  • 世にはびこる「在庫問題」
  • 46億の不良在庫で倒産
  • 「不良在庫」が生まれる理由
  • 「匿名性」が最大のバリュー
  • 在庫問題は、より肥大化する
  • 「恩返し」を果たしたい