ブロックチェーンはなぜ生まれ、何を目指すのか──記録の技術の歴史が解き明かす背景
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ブロックチェーンの特徴は一度生まれて機能しだしたら、継続が止まらないこと。それはDNAの増殖が止まらないのと同じ。DNAが自然が創造した情報拡散の再帰的システムですが、ブロックチェーンは人間が創造した同様のシステムと言えます。
ブロックチェーンを「情報の記録」という点から評価する分析。なるほど。ぼくも5年ほど前にブロックチェーンに出会い、暗号通貨にとどまらない意味を見出していましたが、それは「記録」という観点ではなく、「脱中心」という点でした。
個人同士で全取引が完結する、仲介するコアのない「脱中心」の世界が全ての領域で起きる。中央銀行も企業も国家も不要になっていく。政治もビジネスもクリエイターもまるごと変わる。そんな可能性。
ただ当時ブロックチェーンは90年代前半のインターネットの状況で、急発展することが見込まれていましたが、コンテンツでNFTの動きが拡がるくらいで、ネットに比べ広がりは遅く未だ手触り感に乏しい。
ネットが爆発的コスト低下を伴い普及の必然性を持っていたのに対し、ブロックチェーンを導入する必然性がまだ乏しい。記録という面でも、脱中心という点でも、可能性は大きいので、それに見合うコストにいつ下がってくるかでしょう。データにエビデンスを記録することで、価値の記録なども出来る様になりましたね。ブロックチェーンにより無価値の状態から価値を創造することができるようになったのは、未来に向けて新しい分野ですね。もっとブロックチェーンが身近になれば、そこにビジネスチャンスがあると思います。 #保坂学 #保坂耕司 #保坂兄弟 #株式会社PLUS