2050年の社会はどのような姿になっているのか、 グリーンとデジタルがつくり出す未来とは
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注目のコメント
>「デジタル自体もグリーンにしていく必要があります。例えば、オンライン会議で必ずしも動画や高精細な図や表の資料が必要なのか。コロナ禍では疑問を抱かずに多くの人にとって標準になっていますが、この形は通信環境も不安定になるし、無駄な計算をコンピューターにさせています。『オンライン会議での動画や凝った資料は地球に優しくない』という視点もこれからは備えなければいけないかもしれません」
そうでしょうね。
しかし理解力に乏しい人に、短時間で理解して貰うことが回り回って地球に優しい可能性もあります。
短時間で理解して貰えないと、何度も説明の機会が設けられ、その度に違う資料を作って説明したりする方がエネルギーや工数の無駄ですから。
電気自動車が必ずしもエコではないのと同じです。「オンライン会議での動画や凝った資料は地球に優しくない」。おぉ、目からウロコ!無駄なビットは反グリーン。無駄に凝ったデジタル資料を作らされている若手は、東大の越塚先生がそうおっしゃってると主張するといい。
"『オンライン会議での動画や凝った資料は地球に優しくない』という視点もこれからは備えなければいけないかもしれません"
このセンテンスと、この前後にある発言の意味を読んで考えるだけでも、この記事の価値は結構高いと思います。在宅勤務でPCガンガン使ったりモニター2こ3こ付けたりする方もいらっしゃると思いますが、エレクトロニクスはとにかく熱を発します。2つの側面があって、一つはそれだけ沢山の演算、機能を使ってPCが頑張ってるから電力を使っている状態だから。もう一つが、その電力の多くを熱損失という形で効率化悪く使いきれていないから。
どちらの要因も、結局電力を多く必要としてしまう構造を示すので、デジタル化のソリューション側を活用するのは大賛成ですが、その分熱損失される電力の浪費もそろそろ考えたほうがいいかもしれません。この辺のレポートが出ていれば掘ってみて確認したいですが、テレワーク1〜2年目で地球環境に影響が出るほどマクロな動きではないだろう事が悩ましく、このままテレワークと出勤が高度にハイブリッドする状態がスタンダードとなると、物流も増えるでしょうから余計に熱源も増えてしまいそうです。