フル稼働でも足りない車載電池、EV参入増でさらに深刻化
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コメント
注目のコメント
需給のミスマッチが起きているのですね
>中国の車載電池業界には、依然として高性能な製品の生産能力不足と低性能な製品の生産能力過多というアンバランスが存在し、設備稼働率の低さを招いている
>設備稼働率は15.66%にとどまっている
リチウムの値段が二倍になったという情報も。中国国内の石炭供給能力の限界で電力不足、電気代高騰も恒常化の気配があるので、変動費比率の高いバッテリーのコストは急増しそう。
>電池不足は原料価格の高騰にもつながった
https://newspicks.com/news/6235667
NEVが売れるということは、財政を圧迫しつつある補助金に必要な予算が増えるということなので、中国政府は補助金の減額、停止を迫られそうですねはっきりとは書かれていませんが、中国地場系EVメーカーが一斉にLFPから三元系へ移行したために足りなくなったとも読み取れる記事です。つまり中国製EVもスペック競争の時代に入ったことに。しかし性能でなくLGケミカル製バッテリーの安全性が勝敗を左右するかもしれず、目が離せません。
中国におけるNEVの販売台数は、2018年から20年までは年間120〜130万台程度だった。ところが、今年は販売台数が急激に伸び、上半期だけで120万6000台を売り上げた。
車載電池の需要は短期間で爆発的に増えたが、シェアは一部の大手メーカーに集中している。中国自動車動力電池産業連盟が発表したデータによると、今年1〜7月に車両に搭載された電池の72%が業界上位3社の製品で、うちCATLが5割近くを占めていた。