大企業社員の44%、DX推進に否定的 3割がDXに「関わりたくない」
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DXに限ったことではありませんが、例えば、プロジェクトに参加しても、兼務での関わりで仕事が増えてしまったり、参画したプロジェクトで仮にいいものができたとしても、それを評価ができる上層部がいなかったり、ちゃんと個人の年間目標に評価してくれなかったり等々の経験はないでしょうか?
結局はこういう「新規プロジェクト」のPDCAサイクルで回っている会社にとっては、プロジェクトとは面倒臭いもの、参加すると損するものとのイメージを持つ社員が多い気がしますので。
なので上層部がどこまでコミットしてプロジェクトを立ち上げるのか、エース級人材をその人の時間も確保した上で投入できるのか、外部人材も採用して登用できるか等々を通じて、会社の本気度を見せないと、例え会社に取って重要なプロジェクトであっても、最後は戦略コンサルへ依頼して作成された資料を発表して終わり、みたいな結論になってしまう気がします。
注目のコメント
なかなか解釈の幅がある設問ですね
まず、設問を見ると自身が関わりたいかということなので、DX自体に対して肯定的なのか否定的なのかという話ではない
次にDXに関わりたいかという設問だとしても、DXというデジタルを活用して価値を生むプロセスに関わりたいか、という設問にはなり得ず、「自社において進められるDXなる活動に関わりたいか」という話で、頭の中の暗黙の前提として「あの役員が反対してる」とか「バズワードばかりで具体化しない」とか「掛け声だけで本気でない」とかいう形容詞がついてますよね、絶対DXについては概念だけが先行して、それって具体的になにをどうするもの? というのが見えてないのが恐怖というか避けたくなる原因かと。
いまこそ我が社もDXだ! DXをやれ! と具体性のない命令だけが降ってくるとしたら担当者にはなりたくないですよね。
DXとかいうよくわからない謎のビジネス用語で括ってしまうから実態がよく見えずに拒否感が出てしまうのであって、個別の事象単位に切り出したらそんなに大層なものではないのです。
たとえば、社内のやりとりをメールで行なっていた会社であれば、それをチャットに変えるのも立派なDXです。それだけで生産性がめちゃくちゃ上がります。そこまでできたら次はクライアントとのやりとりもメールではなくバックログにさせていただく。これまた生産性が爆上がりします。こうなったら打ち合わせも完全リモートを目指しましょう。移動の時間がなくなるのは最強の効率化です。
社内のエクセルファイルを全部Googleスプレッドシートにしちゃうのも効果抜群です。リアルタイム共同編集できるようにするだけで、ローカルファイルのたらい回しがなくなります。
なんかすごいことやらなきゃ! の前に、目の前のめちゃくちゃ小さなことから始めて、まずは社員に便利さを実感してもらうのが良いと思います。