杉田官房副長官が退任へ 歴代最長の霞が関官僚トップ
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警察庁長官、警視総監の同期筆頭候補として警察官僚のエリート街道をひた走っていた杉田氏は、ついに長官にも総監にもならずに警察庁を去りました。しかし、その後、警察庁長官をはるかに上回る地位と権力を手にしました。退官後にここまで力を持った官僚は、おそらく戦後の歴史の中でも片手に足らないと思われます。後藤田正晴氏は警察庁長官を務めましたが、退官後に政治家に転身したので事情は違います。杉田氏はオウム真理教事件の時の警察庁警備局長でした。というより、国松警察庁長官狙撃事件の時の警備局長でした。国松長官狙撃事件は警備の大失態であり、あの事件がなければ警察庁長官になっていたかもしれません。
公安警察の情報力を権力に変えた手腕は、その是非善悪は別にして、すごいものがあります。ただ、日本学術会議の人事問題はやり過ぎでした。杉田氏の同期で警察庁長官の座を射止めたのは田中節夫氏でしたが、彼が杉田氏の立場なら絶対にあの人事問題は起こさなかったと思います。ただ、そういう穏当な人物が、杉田氏のような地位と権力を持ち得たかというと、それはないような気もします。人間万事塞翁が馬です。まずはお疲れ様でした。
この方がいらっしゃったお陰で菅さんが官僚を牛耳れたのだと思います。
それにしても、ご年齢が80歳ですか。。。
政治にも定年を設けてもいいと思っています。
政治の世界で若手って何歳くらいを指すのでしょうか。
私の感覚ですと、55歳くらいのような気がしています。
この一年の経験を踏まえ、政治はもっと若返りが必要な領域だと痛感しています。官房副長官というと石原信雄氏をおもいだします。1993年の河野談話に関わりました。それから20年後の2014年国会で日本政府、旧日本軍による強制連行を裏付ける資料は無かったと述べました。何故談話が強制連行を認めたかというと、そうすれば韓国側はこの問題にけりをつけると述べたからです。しかし見事に騙されました。そもそも事実でないことを認めたことが誤りです。2021年の今になっても韓国側はこの問題を蒸し返しています。しかし最終的、不可逆的にけりはついているのです。