(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが出資するインドのスタートアップ企業、オヨ・ホテルズ・アンド・ホームズは9月30日、843億ルピー(約1260億円)規模の新規株式公開(IPO)に向けた仮目論見書を提出した。

それによると、ホテル予約サイトを運営する同社は新株発行を通じて700億ルピーを調達する計画。残りは流通株や既存株主の売り出しで集める見通し。市場調査会社CBインサイツによれば、オヨは直近の企業価値が約90億ドル(約1兆円)と評価され、インドのスタートアップ企業の中で上から3番目の高さ。 インド当局への前回届け出によると、ソフトバンクGはオヨの株式の46%を保有。創業者のリテシュ・アガルワル氏と同氏の持ち株会社RAホスピタル・ホールディングスが合わせて33%株を保有している。 

ソフトバンクG出資の印オヨ、1300億円以上のIPO目指す-関係者 

原題:SoftBank-Backed Oyo Files to Raise $1.1 Billion in IPO(抜粋)

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