米議会、つなぎ予算可決 政府機関の閉鎖回避
コメント
注目のコメント
米議会が12月3日までのつなぎ予算と債務上限の引き上げを可決。ハリケーン対策費やアフガニスタン難民対応費は緊急でしょうし、ひとまず。ただそもそも民主党は独自に財政調整措置(リコンシリエーション)でも可能。民主党側が超党派での合意を望んだためという背景があるので、今回はそこまで心配はしていませんでした。民主党は3兆5000億ドルの歳出関連法案で財政調整措置を用いる考えのようです。また民主党は元々債務上限の凍結自体を狙っていたようで、ここがネックのようです。
いつもの瀬戸際議会対策で、そろそろ年中行事になりつつあるが、こうしたことを続けているとドルの国際的信用にもかかわってくるので、きちんと予算を作ればよいと思うのだが、今のような党派対立の時代は難しいのだろう。
ここまでは3年前と同じ。しかし、つなぎ予算は国債の利払い費は関係なかったのでは? その意味では今月中の18-20日と言われているデフォルト危機はまだ去っていないのかな。事態は、与野党間の対立ではなく、民主党内のサンダースなどの左派と中道派間の争いというのが今回の今までと違う特徴。なりを潜めていたサンダースやウォーレンがようやく騒ぎ始めてきたかという印象。