米、軍基地利用巡りロシアと協議 アフガン対応で
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米国は6月の米露首脳会談でもアフガン監視用ドローン基地を中央アジアに置きたいとロシアに持ちかけていたとされます。勝手に置くと宣言するのではないあたり、それなりにロシアに配慮しているのが窺われます。
他方、ロシアの反応は今一渋いようです。
ブッシュ政権が始めたアフガン戦争では中央アジアへの米軍基地設置を真っ先に認め、オバマ政権期にはロシア領を通ってアフガニスタンの米軍に補給を行うことまで認めたが、その割に米国はロシアを蔑ろにしてきたではないか、というロシアなりの体験があるためでしょう。
とはいえ、対テロ作戦で米国が公然とロシアに協力を持ちかけるというのは2014年以来見られなかった展開であり、この流れがどこまで進むのかは興味深いところです。
まあ上記のようなアフガニスタンを巡る米露協力はウクライナ危機で全て吹っ飛んだので、米露関係を見通すのはなかなか難しいのですが。