「ひきこもり」の表現 “社会的距離症候群”に変更を 専門家
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名称についてのコメントは控えますが、様々なコメントを拝読しながら、もしかしたらひきこもりに伴う悩ましさについての認識が社会の中では薄いかもしれないと感じ、そちらの方が気になりました。
ひきこもりの定義は『仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態』となっています。
また、現状把握のため40歳以上の引きこもり調査を2019年に行ったところ、予想以上に該当者が多く長期化(7年以上が半数)していることがわかり、一気に社会問題として顕在化しました。
8050問題などは、聞いたことのある方も多いかもしれませんが、広義のひきこもりは100万人を超えているわけです。
そして、この現状のなにが悩ましいかというと、ミクロの視点では個人の心身機能や社会性低下リスクがありますが、マクロの視点では将来の生活保護対象者増大(社会保障給付費増大に伴う税負担急増)リスクです。
ひきこもりに至るまでの経過や現状は個別性がありますし是非のジャッジを行うつもりはありませんが、加速する生産年齢人口減少に加えてひきこもりは増えている現状や高齢者が増え続けていることを考えると看過できない事象であり、社会保障の根本的見直しは急務だと感じています。
そんなこんなで、お時間のある方にはぜひ下記リンクを読み、まずはひきこもりについての理解を深めついただけたら幸いです。
【内閣府:長期化するひきこもりの実態】
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01gaiyou/s0_2.html
【厚労省:引きこもり支援推進事業】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html「孤独=悪」と言いたがりな人たちと同じ傲慢さを感じる。引きこもりは病気ではなく、生活的嗜好の場合もある。それは個人によっては社会的順応性でもある。引きこもっている人が一切外部との接点がない時代でもあるまいし。
病名を決めたら専門家は楽でしょう。
でも、今の「ひきこもり」には色々な要因と状況があります。
それを一つの病名で括るのは本当に個別支援につながるのでしょうか?
本人や関わる人たちが息苦しくなるだけだと思います。
専門家の中にどれだけ現場で関わった人がいのでしょうか。
疑問です。