コロナで自宅療養 妊婦容体 遠隔で把握する機器導入へ 千葉県
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胎児心拍と腹緊の遠隔モニタリング機器と、
妊婦の入院先を県で一斉に照会できるシステムの導入。
感染しないのが一番ですが、いざという時にこれで救われる命があります。
そしてコロナにかかわらず活用されるシステム。先進的取り組みです。
早産新生児の死亡という大問題を経験した千葉県だからこそ、迅速にできる取り組みだと感じます。
既に院内ではこの様なモニターと機器は無線で繋がれており、技術的には可能でした。
しかし今までは原則院内でのモニタリングが原則であり、自宅でのモニタリングについては検討されていませんでした。
コロナにおける運用とはなっていますが、将来的な可能性を感じさせる取り組みです。
例えばここで出てくる「胎児心拍数」についても、その波形や赤ちゃんの状態を読み取るのは産婦人科医・助産師の仕事です。
今までは病院において分娩前後で継続的につけている波形が解析対象でしたが、機器の小型化やIT化が進めばより広い範囲でのデータ集積が可能になり、それを元に解析すればAI診断に結びつきます。
但し過剰なモニタリングは、過剰診断から偽陽性(何ともないのに検査で異常)を生み出し、過剰介入につながる恐れもあります。
そのあたり含めて、ビックデータ化して解析できれば、大きな改革につながる可能性もあります。画期的でどんどん活用して欲しいです。五年前くらいから看護師さんには血圧、脈、SoO2、貧血は患者さんにスマートウォッチ装着しBluetooth やネットで飛ばせば持続的な人間の生態モニターが見れます。つまり毎年58000人もいる看護師の負担は減り本当のケアが必要と伝えてます。慶応大学の教授も生態データには言及されてました。既に導入しているクリニックもあります。人間でなくても良い仕事は機械にお願いしましょう。