「ゴミだよ、この銀行。爆破したほうがいい」伝説発言の元拓銀マンはいま――その後の人生を聞いた
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Youtube「拓銀 ダイナマイト」でインタビュー見られますね。
私は1985年に新卒で自動車会社に入社しましたが、就活の際に某銀行から内定をもらってほぼ入社を決めていました。
当時は「内定者の拘束」という風習があり、昼間は会社に缶詰め、夜も若手の社員がマンツーマンで食事に行くという感じでした。
しかし、拘束された夜の二軒目の店で、社員の方が「毎日が辛い…」と言って突然泣き始めたのです。とても優しい感じの方でしたが、当時の銀行の仕事に馴染めていなかったのだと思います。
ビビった私は自宅に戻って銀行業界にいる先輩に電話で相談したところ「君みたいな大雑把な人間は銀行に行くのはやめた方がいい」と言われたので、翌日内定辞退を伝えに行きました。
課長さんぐらいの方から恫喝に近い説得を受け、その後も別の若手社員の方が自宅まで来られて翻意を促されましたが、丁寧にお断りした経緯があります。今はその銀行もなくなりましたが…。
あの方が泣かれてなかったら、私はその銀行に入り全然違った人生を歩んでいたと思います。お顔もお名前も覚えていませんが、振り返れば私の人生を変えた方のお一人です。
この「元拓銀マン」の方もそうですが、人生には意外な分岐点があり、不思議なものだと思います。僕もこの銀行にいて、しかも本部勤務だったから同じようなことは思ってた。
でもそのあと格付け会社に移ってわかったのは、その当時の他の銀行も同じようにゴミ。違うのは図体がデカかったので体力がもう少しあった、それだけのこと。
拓銀の罪は当時の大手銀行で真っ先に潰れた、それに尽きる。「会社は友達を作るところではない。友達が欲しいのであれば犬を飼え!」に同意。友達を作ってもいいが、そのことによりおかしくなっている組織もある。具体的には、出身大学とか合併前の会社の出身者でお友達になっている組織。