中国恒大、23日の元建て債利払い実施へ 39億円
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債務の規模が大きいため政府が介入しない限り解決は無理だと思います。無理というのは、建材業者に倒産が波及するドミノ倒しの起点になるという意味です。金融を通じたルートより建材の取引ルートの方が広く波及するリスクが高いと思います。この意味においてリーマンショックとの比較は意味を成しません。しかも、負債比率など建設会社向け3つのレッドライン、銀行向け総資産に占める住宅ローン比率の上限規制があるため、既に相当数の不動産開発会社が破綻しました。恒大は、危機が深まって大手企業にまで来たということです。第2,第3の恒大探しが始めると思います。今回の利払いについて、一応は深圳証券取引所で記者会見が開かれていますが、政府の介入は示唆されていません。綱渡りはまだ続くと見るのが適切だと思います。
注目のコメント
おお、これはポジティブなサプライズですね。債券市場は払えないことを折り込んでいたと思います。どうやって確保したのか。
とは言え一時凌ぎで根本的な解決ではなく、苦しい状況は続くので、しばらくは株式など不安定な状況が続きそうです。
23日利払いの意味、経緯については有料記事で恐縮ですが、⤵︎でまとめました。ぜひご覧ください。
https://newspicks.com/news/6205142/とりあえず、目の前の危機は回避したものの負債総額33兆円、有利子負債が9兆円と果てしない壁を乗り越える必要があるので、まだ吹けば飛ぶ額ではある…
しかし、一銭も払えずデフォルトや、ごめんなっていう雰囲気だったので、そこから39億でも絞って払えたならまあまあ希望あるかもとは市場心理として生まれてくるので、とりあえずポジティブなニュースですね。
あと、GPIFが96億円も恒大集団の株と社債を持ってたことに何故か、やべぇとかふざけんなとか怒ってる人いましたが、あそこ全体運用額が200兆円を突破してるので、全く問題ないと思いますよ、それこそ、吹けば飛ぶ額ですよ…中国政府というか、中国はそんなに事を重大に考えてないような気がします。レバレッジは借金であって、それを増やして、もともとなかったお金を無限に見えさせてしまった代償でしょうか。
日本はバブル崩壊で、そのシナリオの一部始終を見届けたと、思います。
中国のシナリオが引き続き、気になります。沢山のビリオネアを一党独裁で築き上げて、今度は大衆へのアピールでしょうか。残念ながらグローバルに活躍しているビリオネアへの仕打ちはまだ続きそうですね。
完璧な監視体制がより中国においては強まり、実は相場が荒れて困っているのは米国かも知れませんね。今朝のヘッドラインに冷戦についてメンションされていましたが、次第に歴史が戻されていきそうです。米国はサプライサイドからデマンドサイドの経済へとまた歴史は繰り返されていきそうな気もします。台湾が非常に気になります。