米、外国人渡航者にコロナワクチン接種義務付け 11月から
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注目のコメント
これはEUなど入国を制限されている国にとってはワクチン接種を受けていれば入国が許可されるようになるため「規制緩和」となりますが、入国制限が課されていない日本のような国にとっては一部の人に「規制強化」を意味することになります。
日本からの入国者は現在、ワクチン接種の有無に関わらず米国への入国が可能ですが、11月以降はワクチン未接種者は入国ができなくなります。
また、ワクチンがまだ十分確保できていない国では11月時点でもまだ希望者さえ接種ができていない可能性が高く、このような国の人にとっては、個人で制御できない理由で入国を禁じられてしまうことになり、そこがこの政策の最大の問題点と考えられます。(自動的にニューヨーク市の行ってきたワクチン観光は成立しなくなります。)「義務付け」が見出しになっていますが、要するにワクチンをしてさえいれば「入国禁止を解除」という話のほうが重要だと思います。
実はサンフランシスコ空港の入国審査は大混雑。どういう形ではいってきているのかわかりませんが(多くの欧州国から渡航禁止のはずなのに)欧州と思われる外国人の列がものすごい長蛇の列(ごく最近の話)。形式上はどうあれ、現実はどんどん先に進みつつあります。
日本は「水際対策がザル」との批判が世上多いですが、そんなことはなく厳しくて、ワクチンの状況が変わった現在ではすでに「批判をかわすためだけの無駄な劇場」と化して、長ーいスタンプラリーを強要されている状態です。今や税金の無駄遣いの部分が多い上に日本の競争力を阻害する面もあるので、効果の高い部分だけを残してあとは簡素化していく必要があると思います。
<追記>
山田先生のコメントを読んで、なるほど、そこは考えていなかったと思いました。SF空港では、入国時に接種を受けることができるのですが、それはアリなのでしょうか?「未接種者は空港で接種を受けさせてあげるからその後入国可」というのはよいですね。