米メルクのコロナ治療薬、年末までに緊急使用許可取得の可能性
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Phase IIaの結果は、プレプリントサーバーに出てますね。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.06.17.21258639v1
臨床試験に202人が参加し、投与3日目で、ウィルスが分離・検出されたのが、モルヌピラビル投与群1.9%に対して、プラセボ(偽薬)投与群16.7%、投与5日目でモルヌピラビル投与群ではウィルスの分離・検出がなかったのに対して、プラセボ投与群が11.1%と書いてあります。
素晴らしい結果だと思います。
Phase IIIには、1332人の参加者を組み入れる予定で試験を実施中です。これのデータが出るのが、今年の後半ということでしょうか。
https://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04939428?term=molnupiravir&draw=2&rank=3コロナと診断された18歳以上で、発熱やせきなどの初期症状があるが入院には至っていない患者に1日2回、5日間投与する、という治験開始のニュースが7月はじめにありましたが、その治験の結果が大いに期待できるものだったということでしょうか。
いよいよインフル並みになる未来が見えてきたと期待して良いのかな?
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https://mainichi.jp/articles/20210706/ddm/012/040/081000c
>白沢博満代表取締役上級副社長は「自宅で服用可能な経口の治療薬として初期の患者への貢献が期待できる」として、早期の承認申請を目指す。