「ガシャポン」空カプセル回収でポイント付与 バンダイがリサイクル始める
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これまでも売り場に空きカプセルの収集ボックスがある場合もあり、回収されたカプセルはリサイクルされて再生材として様々なグッズに生まれ変わっていました。新規性のある点は、回収時にポイントをつけて回収率をアップさせる取り組みであるところ、再生材を一部ですが再度カプセルトイに使用して循環させるところでしょう。
昔はカプセルトイのカプセルは2色に分かれて質感が違っていたことを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。これらは、ポリスチレンとポリプロピレンで構成されていました。
バンダイではガシャポンカプセルをポリプロピレン一種類にしたことも、調達や取り扱いのシンプル化のほかに、リサイクルをしやすくする工夫と考えられます。マテリアルリサイクルの品質担保のためには、素材ごとに量を集める必要があるからです。
これらの取り組みは素晴らしいですが、一般にリサイクルよりもリユースのほうが環境負荷は低いとされます(洗浄にかかる負荷なども踏まえてアセスメントする必要はありますが)。
コロナが落ち着いたら、カプセルのリユースも検討する価値があると思います。例えば、カプセルを入れると自動でリユース可能なものか(ヒビや汚れなどを検知して)判断する技術の開発、などと組み合わせてリユースカプセルをアピールすると、話題性があると思います。Amazonの段ボールとかもそうですが、入れ物がキレイである必要あります?メルカリで購入したときに使い回しの袋に入れて送られてくることもありますが中身の状態が良ければ全く気になりません。このカプセルだってサッと拭いてそのまま再利用すれば良いし、ただの入れ物に関しては環境への配慮を前面に打ち出して何度も使えば良いと思います。さほどクレームも出ないと思うんですよね。