自宅待機、10日間に短縮へ 政府、コロナ水際対策緩和を調整
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異例の東京オリンピック・パラリンピックは、閉幕しました。
最強の変異株はその強い感染力で、国内にはもう蔓延してしまいましたが、現状、世界でデルタ株を上回る強さの変異株は警告されていません。
東京では、人流に大きな変化はないまま、減少傾向に突入しました。
外国から来る人を無条件に危険とみなす、偏見を持つのではなく、ワクチン接種の推進や検査の徹底、それを証明するものの活用などと合わせて、徐々に、徐々に、今までの社会活動を取り戻していくような動きが始まりはじめました。
新内閣に経済再興を期待して、日経平均株価は先行して3万円越えを記録。慎重に、しかし、前進を、模索しはじめましたね。科学的な根拠に基づく現実的な議論と対応を期待したいですね。感情的なリアクションは理解できますが、それでも無条件に「海外から来る人は危険」という認識が出来てしまうのはとても残念です。
なぜ10日?なぜ今は14日?この4日の短縮はビジネス関係者にはあまりかわらないのでは?入国後3日目のPCR検査で陰性確認後に隔離不要とすればいいと思います。1週間以内なら我慢できる人も多そう。
現在日本入国には、少なくとも2回のPCR検査が必要です。
①現地出発時間の72時間前に採取した検体でのPCR検査(これがまた日本指定の方法や記載内容が必要が外国人にクレイジーと言われるらしい)
②日本の空港で到着時にPCR検査を行い、陰性を確認後入国。そして、入国の翌日から14日間、指定された待機場所での待機となっています。
日本・海外の出入国情報について
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/immigration/
以下は現在隔離が必要な根拠を私なりに考えた結果です。
仮にPCRが98%の精度だとするなら、72時間以内PCR陰性、入国時PCR陰性で陽性だけど偽陰性になってしまう人は0.02*0.02=0.0004 0.04%(1万人に4人)です。入国者数は1日1.5万人程度なので、6人程度は検査精度的に日本に入ってきてしまいます。なので、ある程度の隔離が必要なわけです。
では仮に入国後3日目に待機場所でオンラインによる唾液採取して、PCR検査受けたとします。0.02*0.02*0.02なので0.0008%、1週間に1人のペースです。
これは無症状者の割合から考えると、十分入国時の水際対策になります。
※成田や羽田で行われているのは簡易PCRかもしれません。
98%の出どころ(仮にの話です)
https://www.aireikai.jp/medical/covid19/435/
令和2年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について(速報値)
https://www.moj.go.jp/isa/publications