エリザベス英女王の葬儀計画明らかに=「ロンドン橋作戦」リーク物議
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この報道に対して様々な批判がある事は承知の上で書きますが、英国首相が"London Bridge is down"という隠語の電話を受けるところから始まる計画書は確かに興味深いです。
またこの「ロンドン橋作戦」の内容が報じられたのはこれが最初ではありません。今回のPoliticoの報道は予定されている出来事を時系列順に比較的淡々と追ったものですが、2017年にGuardianは他の英国王や王族の事例も引用し英国社会との関わりも考察した詳細な記事として報じています。
https://www.theguardian.com/uk-news/2017/mar/16/what-happens-when-queen-elizabeth-dies-london-bridge
全くの余談なのですが、今年2021年はナポレオン没後200周年でして、その関連行事としてセントヘレナでの死去と最初の埋葬、その後の遺体のフランスへの帰還と1861年の最終的な埋葬に至る経緯を追った特別展がナポレオンの現在の墓所であるアンバリッドで開催されています。
これがまあ、非常に興味深い。別の会場で開催されているナポレオンの生前の事績を追った大型展よりもある意味で面白かったです。ただ、これらはあくまで過去の歴史なんですよね。最近特に思います。われわれは基本的人権の次に『知る権利』を追究してきました。でも近年は『知らないでいる権利』がすごく重要になってます。こんな情報は、いつかのために準備しておく誰かがいるのは当然なのだろうけど、女王様含めて誰もが『知らないでいる権利』が保証されずに、こんなニュースになります。芸能人の不倫が家族や関係者の影響を考えずに出されるのもレベル差こそあれ同じですよね。