軽自動車の価格、10年で5割上昇 賃金は横ばい
日本経済新聞
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日本独自の軽自動車規格そのものが非関税障壁なので、なかなか輸入車が入ってこれません。
結局、軽自動車の魅力は価格ではなく、維持費と取り回しの良さにあるワケです。
コストの高いストロングハイブリッド車を飛び越してピュア電気自動車に軽自動車が移行する時、軽自動車規格の見直しが議論されると考えます。
販売面でもダイハツとスズキがトヨタグループとなり、ホンダは軽自動車の利益率が相変わらず悪い。さらに軽自動車販売主力の業販店の廃業が進むことも軽自動車の行く末にとって、変化を余儀なくされる要素は多いですね。これは軽自動車だけでなく登録車も同じ。だいたい排気量が小さいからといってコストが安くなるわけではありません。
そしてクルマに限らずグローバルを対象にした商品の価格は総じて上がっており、日本人にとってはどんどん割高になっています。
日本人の名目賃金は21世紀になってから低下しています。女性の労働参加率が上がり非正規雇用が増えたことなども低下の要因ですが、正社員についてもほとんど上がっていません。
それに対して米国の賃金は2000年比では2倍近く、欧州も約1.5倍以上になっています。日本人とって高いと感じるものでも、海外からみたらフツーの価格です。
1億円以上の東京のマンションも中国人から見たら(北京や香港に較べて)極めて割安に見えます。
日本のアマゾンプライムやネットフリックスの年会費は本国アメリカより安くなっていますが、同じ価格だと日本人にとっては高いからです。ディズニーランドの入場料も日本が一番安いです。
日本は1人当たりGDPでも韓国に抜かれそうです。なんか悲しいですね。