【解説】リセットの必須スキル「アンラーニング」を習得せよ
- 仕事の「手段」と「目的」を見直す
- 「個人の能力」を過信しない
- 「古いやり方が通用する」の罠
- 自分に「ツッコミ」を入れよう
- 失敗より、成功の要因を分析する
- アンラーニングのカギは「学習志向」
- 「ロールモデル」を持つ大切さ
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アスリートのセカンドキャリアで意外と知られていないけれども大事なのは、プライドの除去です。顔も知られていて時々「ファンです。応援してました。」と言われることがあるために、なかなか過去の役割を捨てられない状況に陥ります。
転職して上手くいく人の特徴で、かつ一番手っ取り早いが、意外と活用されておらず、苦手意識もあるのは、「フィードバックを積極的にもらう」ではないでしょうか? フィードバックを積極的にもらうことに慣れていない、躊躇する、聞いて良いの?と思っている方も多いかと。
もちろん内省も大切ですが、どれだけ深く内省をしても、自分のことは自分より周りの他者の方がよく見えているもの。私自身もフィードバックを定期的に上司のみならず同僚や部下と360度の相手にもらいにいく「問い」を心掛けています。
特に転職したばかりであれば、最大のチャンス。「入ったばかりなので、仕事ぶりはどうでしょうか?私は周りに馴染んでいますか?」と上司や同僚に聞くのは、自然です。聞かれた方も嬉しいので、距離がグッと縮まります。また、部下にはさすがにフィードバックもらいづらいと一瞬思いがち。いきなり「フィードバックある?」と聞かれてもよほど関係性が出来上がっていないと答えづらいので、例えば「どうすれば、あなたの仕事がもっとやりやすくなりますか?そのために私がどうサポートすれば助かる?」というように問いをすると、「どうして欲しい」の中身にフィードバックが隠されています。
フィードバックカルチャーが浸透していない企業では特に自ら積極的にフィードバックをもらいにいくのが、一番の近道です。フィードバックは、タダで自分の成長に繋がる最強のビタミン剤です。
企業側からみると、即戦力として「経験者」を求める場合と、逆に「業界未経験者」をもとめる(星野リゾートのような)場合があります。アンラーニングもふくめて「違和感」をどう生かすかーこれは自分がおかしい場合もありますが、新しい職場(社内異動の場合も含め)のやり方がおかしい場合もあり、往々にして後者の場合は「同調圧力」のために見逃されてしまうーも大切ではないかと感じました。
信念を固定化しない、というのはなななかむずかしいかと。固定観念を変えることは可能ですが。そう思うことがすでにアンラーニングできていないことなのかもしれません。
郷に入っては郷に従え、ということわざがあります。環境適応の大切さを述べたものですが、一旦自分をリセットして、新しい環境に臨むことが大切です。
新しい環境に入った時には、学ばなくてもいい(アンラーニング)のではなく、新しい環境から徹底的に学び、自分を適応させること。それがアンラーニングなのでしょうね。
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