ベルリン発のEバイクのサブスク「Dance」が描くモビリティ革命
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SoundCloudの創業者が始めたという点は面白いですが、実際のところ電動自転車のサブスクサービスには例えばフランスにVéligo Locationという事例があります。
https://www.veligo-location.fr/what-is-veligo-location/
事業を開始してから日も長く、Véligoの青い電動自転車は目立つのでパリの街中でも実際よく見るなど既に定着したサービスです。
Véligo Locationのユニークなところは6ｰ9ヶ月という期間限定のサービスである事です。この期間が過ぎても自転車の買い取りは出来ず、電動自転車のある生活体験に満足した場合は地元の自転車屋さんで電動自転車を購入してくださいというスタンスです。
シェア型とも比較されますが、通勤など毎日使う事が決まっていて駐輪スペースが確保出来ている場合(VéligoにはStationという月極駐輪所のサービスもあります)、個人所有の電動自転車の方がコストや利便性で優れる場合があります。
他方で電動自転車は結構高価なんですね。自治体などから補助金は出るとはいえいきなり買うにはちょっと勇気のいる値段です。
Véligo Locationの狙いはここで、「電動自転車のある生活のお試し」に特化した事業になっています。ベルリンを代表するスタートアップ、音楽共有サービスSoundCloudの創業者が、自転車とサステナビリティの領域にチャレンジして、その名前が「ダンス」というのがまた興味深い。
