「若者」優先枠の接種開始 自衛隊の東京大規模会場
産経ニュース
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人間は環境に順応する生き物。若者や現役世代をワクチン接種の優先順位で後回しにするという考え方は、重症化防止という観点から一定程度は理解できるが、ワクチン接種を早々と終えた高年齢層が早々と自粛を解いて自由に動き始めているのを見せられ、他方で若くても感染すると後遺症が重いケースがあり、大切な人たち(親や祖父母世代)のことを考えてワクチンは後回しだが行動は自粛すべきだと説教がましく言われれば、割り切れない思いを持つ若い世代は多いはず。それが、環境順応として若者世代の「ワクチン忌避」につながっている部分も少なからずあると思う。今回の東京会場の若者優先枠は20日で2万2千件というので、1日に直せば約千件。同会場の1日の接種キャパシティ(1万件)の1割となるが、高齢者は居住地の自治体に任せて、大規模会場はもっと若者に傾斜しても良いのではないか?渋谷の予約なしで接種できる会場の対応力もさらに増強すべきで、政府としては、動かざるを得ない現役世代やこれからの日本を支える学生を含む若者世代をもっとバックアップして行かなければ、フェアとは言えないのではないのではないか?
コロナワクチンに対しては若者が虐げられていた気がしました。
たしかに既往症を持つ割合が高い高齢者の重症化を防ぐことが死亡率を下げる得策ではあります。
しかし、人口ピラミッド、選挙戦を考えた政治的配慮などを考えると自民党の思惑だったのかと疑ってしまいます。
未来に価値をもたらす可能性がある若者にも、納得できる方策をしてほしいものです。