コロナ回復者の多くが腎臓にダメージ、症状なくても-米大規模調査
Bloomberg.com
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コロナにより急速に腎機能が悪化する急性腎臓病のリスクは非感染者と比較して約15倍とイスラエルから報告されており、腎臓にダメージを負うリスクは高いです。
これだけコロナによるリスクが高いために、逆に感染流行地ではワクチン接種が腎臓に保護的に働くことまで示唆されています。コロナウイルス感染によって障害を受ける臓器、すなわち肺、脳、腎臓には、共通点があります。
それは、アンギオテンシン変換酵素2 (ACE2)を細胞表面に発現していることです。
コロナウイルスは、スパイクタンパク質をACE2に結合させることにより細胞内に侵入し、増殖して細胞を破壊します。
コロナウイルス感染症の症状に腹痛、嘔吐、下痢がありますが、これは腸の上皮細胞に発現しているACE2を足場にコロナウイルスが感染し、組織を破壊するためです。
仮に無症状でも、ウイルス増殖による組織の破壊はある程度進行している可能性があります。
腎臓は「沈黙の臓器」と言われますが、これは組織の70%が障害されるまで自覚的な症状がないことによります。
私見ですが、コロナの後遺症のだるさや倦怠感は、ACE2発現細胞の障害が一因かもしれません。> 「コロナ回復者の”多く”が腎臓にダメージ」というタイトルと「1万人中7.8人」ははだいぶ乖離がある。
仰る通り。
一方軽症でも影響が有るとの事なので年代別影響やブレークスルー感染の場合の影響度が気になります。
1万人中7.8人ということは約1300人に一人。
そこそこの規模の小中学校毎に一人、人工透析の必要お子さんが出るなら重い問題ですから。