子宮頸がんを予防するHPVワクチンが、入手困難になるリスクが高まっています(堀向健太) - 個人
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Yahoo!個人の記事を更新しました。
子宮頸がんの発症を予防するHPVワクチンの『積極的勧奨の再開』に関し、判断が延期されました。
5万人以上の方々の署名が提出された後でもあり、期待が高まっているなか、残念に思う方は医療者だけではないでしょう。
現在、HPVワクチンに関して、世界的に大きな問題が持ち上がっています。
それは、HPVワクチンのリスクに基づくものではありません。
HPVワクチンの有効性が明らかとなり、世界的な需要が急増したため、『HPVワクチンが不足』してきているのです。
高度な技術が必要なHPVワクチンの製造は、設備の増強が追いつかなくなっており、2022年にはワクチンの不足は32%にまで高まることが予想されています。
そのため、HPVワクチン接種の2回目を2~3年遅らせるという方法や、女児を優先させる…というような提案すらあるくらいです。
そんな状況で、需要が不安定になり、場合によっては一部のワクチンが破棄されるようになれば、接種したくともワクチンがないといった状況に陥る可能性があります。積極的勧奨の再開の延期がもたらすリスクが、よくわかる記事だと思います。
今回の判断延期は、本当に残念。
多くの声を退けて延期を判断した田村厚労大臣の責任として、接種したくてもできないという状況は絶対に回避して欲しい。
追記
この記事について、とてつもなく詳しい解説があったので、備忘録を兼ねて。
https://twitter.com/Amamino_Kurousa/status/1433126454208966669ピルの認可が異常に遅かった時代と何にも変わっていない。
(その後バイアグラは超速で承認された)
地域間の格差より性年代間の格差(もはや虐待?)が大きく、、、政治は、比例区の制度を変えるなりなんなりしてでも、強引に女性や現役世代の比率をあげるべきなのではと感じます。