みずほシステム障害頻発、浮かぶ3つの課題
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「みずほ銀行のシステムが他のメガバンクと異なるのは、基幹システムを全面刷新した点だ。」
基本は、これでしょうね。2-3年くらいは「想定外のバグ」が出ることを「想定する」のが真新しいシステム導入の常識と違うか?
だから新しいシステム導入の話が業者から持ち込まれた場合、他社でどれだけの実績があるのかを先ずは気にするよね。自社が実験台にされてたまるか、だろうし、実験台にされるくらいなら思いっきり導入費用を安くしてもらうのが常識だろう。
テスト期間をどれだけ取っても、5年に1回や10年に1回しか起こらないことをテストできないし、どこまで行っても限界があるわな。
そうなると、ある意味、今のような事態が発生することは薄々予見できていたという話になるだろうし、だとすると、そのダメージを上回るようなメリットがあるからこそ、全面刷新したということになるのかな、たぶん。そのメリットが具体的に何なのかは知らんけど。気になるみずほのシステム問題に対して、原因を整理された記事。欲を言えば、もう二段三段、問題に対して「なぜ?」と深掘りして欲しいと感じました。、
①なぜテストや訓練が不十分だったのか?
②なぜ司令塔が機能しなかったのか?
③なぜみずほ自身がシステムの全体像を理解できなかったのか?
さらに、上記の疑問に対する仮説と、それらを裏付けるデータ(メガバン同士の比較等)なんかもあれば更に素晴らしい記事になりそうです。インターネット普及が始まる前に開発された基幹システムは、リアルタイム処理ではなく、バッチ処理を基本にしているらしい。
最新システムに更改した銀行はバッチ処理から卒業したとばかり思っていたが、今回の件で私の認識が間違っていたことに気が付かされた。