新型コロナ症状ある客の宿泊規制 厚労省で検討始まる
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記事よりーー
厚生労働省によりますと障害がある人や別の病気の人でも平熱が高い場合などがあるということで、担当者は、今後、さまざまな立場の意見を聞くなどして差別につながることがないよう検討を進める考えを示しました。
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体温で宿泊拒否とかは、いささか乱暴な気がしますね。
ただ、デルタ株コロナウイルでは、他のお客様や従業員を守ることも大事。
昨日、加藤官房長官も、「ワクチンパスポートの国内活用の検討会を開始」と発言されていたので、
フランスのヘルスパスのように、「ワクチン接種証明あるいは、48時間以内のPCR陰性検査結果」の提示ができない場合、かつ、コロナ症状が疑われる場合、などで、宿泊拒否できるを、『時限的に』でも、成立させてはどうでしょうか。
『時限的に』としたのは、今後、新型コロナも、他の感染症と同様、5類の分類になるかもしれないからです。現状の業法では、ほぼ宿泊拒否は出来ません。
また、日本のホテルでオンラインチェックインや自動チェックインが普及しないのは、営業許可を出す保健所が業法に定めている『面接義務』を片手に否定するからです。
保健所曰くは、フロントクラークがチェックイン時にお客様の健康状態を観察し、感染症などが疑われれば、宿泊拒否など対策を講ずる責務があるとのこと。
これは相当に現実と乖離していて、我々は医療従事者ではないので、そんな専門的な判断は出来ない。
ご本人に尋ねても、ウソをつかれたら、それ以上は踏み込めない。
あくまで民間の客商売である以上、お客様を不愉快にする対応は限りなく難しいのです。
我が身に置き換えて考えてみてください。
到着早々病原菌扱いされたらムッとしませんか?
体温計測程度だったら、このご時世当然になりつつありますが。
宿泊施設の管理は国交相(観光庁)が本来すべき、厚労省は衛生面に関する限定的関与にすれば、様々なオンライン化、クレジットカード精算により、身元確認の精度も高まり、より安全に宿泊できるはず。
因みに宿泊するのにフォトID(免許証など)とクレジットカードが不要なのは、先進国では日本くらいです。
平和ボケに浸りすぎて、私が知る限り、日本の宿泊施設の安全管理は先進国でも最低ランクです。現実的じゃないですね。
まず、高熱でフラフラの人が泊まりにやってくることを想定するのは、無駄でしかありません。
宿泊中に体調が悪くなった場合は、現状のガイドラインで対応可能ですし。
国内のホテルや旅館レベルでの、宿泊中の体調不良客の発生ではなく、感染疑いの人を宿泊させないためという、謂わば『水際対策』としてのガイドラインは、ほぼ必要ないと思います。
今回の要望は、単純に、現実的思考が出来ず、不安だけで突き動かされて要望するに至った向きが大きそうです。