米、カブール空港回避を勧告=避難民収容、日韓基地も候補か―有力紙
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これは、ターリバーンではなく、イスラーム国を警戒してのことです。
どういうことかというと、まず、アフガニスタンにはイスラーム国ホラーサーン州を名乗る、イスラーム国の支部があります。ターリバーンよりは、はるかに小さいですが、これまでシーア派のモスクや女子学校を爆破するなどの活動を続けてきました。
ターリバーンとイスラーム国は、不倶戴天の敵です。イスラーム国は、自分たちが権力を持って国家をつくることを目的としていて、そのために米国やイスラエルと戦うよりも、他のイスラーム勢力を潰すことを優先目標にしてきました。他の地域でも、イスラーム国は、アル=カーイダやムスリム同胞団と殺し合う関係にあります。他のイスラーム勢力を潰すことで、自分たちが勢力拡大できると考えているからです。
イスラーム国は、アフガニスタンのどこで爆弾事件を起こしてターリバーンを攻撃するかわからないので、ターリバーンも最優先でイスラーム国関係者を探して殺害しています。
イスラーム国現地支部としては、狙っているのは、ターリバーンと米軍が衝突することです。そうすれば、ターリバーンがすり減って、イスラーム国が躍進するチャンスになる、と考えています。そのために、空港に来ている欧米人なり一般のアフガニスタン人なりを爆弾等で大量殺戮すれば、混乱が起きて、米軍とターリバーンが衝突を起こす、という目論見の計画を立てている、という情報を米国やスイスが入手しました。
(追記)アフガニスタン難民は何万人になるかわかりませんが、カナダが受け入れるという2万人、英国が受け入れるという2万人だけでは、受け入れ先が全然足りません。米国も何万人かは受け入れるにしても、行き先が決まるまでの、当面の一時的な滞在先が必要です。米国が各国に要請しています。
スペインは、空軍基地を一時的な滞在先として提供することで米国と同意しました。
欧州など十数カ国、アフガン退避便の一時着陸受け入れ=米国務省
https://newspicks.com/news/6118570?ref=user_1125005タリバンは出国しようとする米国人を妨げないと約束していたはずだが、実際は空港回りに検問所を設け、アフガン市民だけでなく米国人も空港に近づけないようにしているらしい。米軍も空港を守るので精一杯で手が出せないでいる。救出作戦は困難な局面に入ってきた。