国産ワクチン開発へ拠点大学整備 文科省 今後10年間研究費支援
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65億円の投資が少なすぎという批判が湧き上がっています。僕は少し違った見方をしていて『国産開発ワクチンにこだわるべきではない』と思っています。次のウイルスが流行した場合に大事なのは日本人が有効なワクチンを早めに確保できることです。
国産開発はその手段の1つに過ぎません。国産開発に多額の投資をしたところで研究者のレベルが急に上がるワケでもありませんし先行するファイザーやモデルナの特許や企業秘密がワケてもらえるワケではありません。
僕が戦略の主に持っていくべきだと思うのは、有望なワクチン関連企業への投資や提携で影響力を高めることです。ファイザーやモデルナの株を取得するとか、日本の有望な製薬会社や日本政府系の研究機関と提携することで影響力を高めることができればワクチンを比較的早く確保しやすくなるはずです。また投資するのもワクチン開発企業だけではなく、ワクチン開発に必須の試薬や重要な検査機器を販売しているような企業を抑えるというのも戦略としてはアリだと思います。いざ試薬が逼迫したときにワクチン開発企業に影響力を持つことができるからです。簡単に言うと『試薬を優先的にあげるからワクチンを優先的に下さい』といったイメージ。
国産開発ワクチンに集中することのデメリットは海外ワクチンメーカーのライバル関係にあることと、国産開発ワクチンが開発に失敗した場合は性能が大きく落ちる場合にダメージが大きいことです。政治家や官僚の多くは大きく投資した場合にはその使用にこだわるはずです。それよりは影響力を高めた上で海外開発だがそれの国内生産をさせてもらい早く手に入れること。
ちなみにウイルスやワクチンなど基礎研究や人材育成にお金を出すこと自体には賛成です。その投資先はあるいはPCRにかわる検査方法になるかもしれない。強い何かがあれば交渉できるはずです。
あと日本のワクチンが遅れたのは開発の問題もあるが治験の体制が弱いというのも大きいはず・・そこは東南アジアと提携するなどして体制を再構築すべきだと思う。日本政府が65億円の投資をする一方で、モデルナは1000億円の投資
https://www.afpbb.com/articles/-/3295845