米英、アフガン巡りG7首脳会議開催で合意
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米国は成り行き上、この問題でイニシアチブを取れません。英国はそこにある意味付け込む形で、恩を打っていると考えられます。強かとも言えますが、かと言って英国に特に妙案はない筈で、結局はポーズと言えそうです。
バイデン米大統領がジョンソン英首相に電話をする前日の16日(月)、すでに英国のジョンソン首相は、フランスのマクロン大統領に電話をかけ、アフガニスタン問題に関してG7首脳間での話し合いを開催する意向を伝えている。これに応えて、同日夜、マクロン仏大統領は、フランスと英国が共同でイニシアチブを取ることを検討していると発表している。日本ではアメリカ発のニュースばかりが伝わってくるが、バイデン大統領云々の話は、英仏の話し合いの後になって起きたことだ。
安保理でも緊急会合が開かれたが、中露が拒否権を持つ安保理よりも、Like-mindedなG7の方がまとまった声明や対処ができるという見立てなのだろう。今後はこうした有志連合を活用した対応が一般的になってくるように思う。