2回目接種受けられない人相次ぎ、都庁展望室の接種会場で受け入れへ
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米国にいきなり入った弟は、ネットで簡単に予約して街のドラッグストアの片隅で、ワクチンを選んで打って貰うことが出来たそう。ワクチンの供給に制約が残るなか、複雑な思いを抱く人も出るのでしょうが、接種機会を拡げて求める人にどんどん打つのは良いことだと信じます。
「2回目接種受けられない人相次ぎ、都庁展望室の接種会場で受け入れへ」・・・ たまたま記事を目にしただけですが、お役所らしからぬ粋で素早く柔軟な計らいです (^.^)/~~~フレ!「廃棄物処理業者の従業員のほか、バスやタクシー、トラック運転手などのエッセンシャルワーカーについても、新たに都の大規模接種会場で受け入れる」
訪問介護のケアワーカ、透析患者、あるいは百貨店の接客スタッフなど、感染症対策という視点で接種が優先されるべき人の取りこぼしが報道されています。
高齢者や医療・介護施設のスタッフの優先接種の他に、それ以外の高リスクの職種や基礎疾患を持つ人の優先接種は自治体や職域接種を行う企業によって判断がまちまちだった面は無かったか、その再検証と改善は必要だと思います。
また職場でも欧州の他の国での接種の体験を少し聞く機会があり、そうした中には州ごとにワクチン接種を実施する国もあるとはいえ、日本の市町村という実施単位は余りに細かく、また集団接種会場によって異なる予約サイトを使用するなど細切れに過ぎると感じるところは少なくありません。
フランスの事例をあげるとオンライン予約は政府から委託を受けたdoctolibというMedTech会社の予約サービスがほぼデファクトで、居住する自治体に関係なく大規模接種会場から薬局までフランス全土の会場の予約がワンストップで可能です。職場近くの接種会場や空きのある郊外の会場、あるいはバカンス先の会場での接種予約も簡単に行う事が出来ます。
来年のブースター接種など、Withコロナの時代は継続的なワクチン接種が求められる日常になる可能性があります。優先接種や予約システムなど、これまでの事例に学び今後を見据えたワクチン接種の仕組みのアップデートは必要だと思います。