[東京 13日 ロイター] - ラオックスは13日、国内リテール事業について、休業中の3店舗を含む全13店舗のうち、東京・近畿エリアにある計7店舗の閉店を決定したと発表した。

新型コロナウイルスの影響で、主要顧客だった中国からの訪日旅行客が入国できない状況が続いているほか、中国以外からの訪日客の回復もめどが立っていないとしている。

閉店に伴い、4―6月期に7億2200万円をたな卸資産評価損として特別損失に計上。また、2021年12月通期の営業損益見通しを2億円の黒字から15億円の赤字に、経常損益を1億円の黒字から13億円の赤字に下方修正した。