ワークマン「高価格」PB
日本経済新聞
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ワークマンの試金石となりそう。
元々、品質が高く、また耐久性・撥水性といった求める品質が、コア顧客である職人の方だけでなく、アウトドアとかでも発揮できるのに安い、というのを顧客が発見して広がって、そのできた波を自社で捉えて拡大した。価格を上げることは、相対的にその競争力を小さくする。
同じポジションで値上げができた会社は、ユニクロとニトリ。
ユニクロは昔のユニバレの時代から、品質・機能を上げて、ブランドポジションを上げて、値段を上げた。ニトリも2014年に「これまでは値下げしすぎた」と価格戦略を変えたが、それでも増収増益を続けられている。
価格は、品質や機能に対してだけつくものではなく「このブランドにいくらまで払うことに心理的ハードルがないか」という感情的な部分も入る。だから難しい。それをユニクロやニトリのようにできるかの試金石。
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