モデルナのコロナワクチン、変異株に対する抗体を6カ月間維持
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モデルナのmRNA投与量が100μgに対して、ファイザーは30μgで、副反応も多いが効果が長持ちするのがモデルナという認識に。ただファイザーも重症化予防率は9割超えたままなのでブースターが必要か微妙なところです。
注目のコメント
ワクチンの有効性の示し方には3通りあります。ひとつが今回の論文のように、抗体の量を測定するなど、免疫の反応を調べるものです。他に、臨床試験で病気の発症率などを調べる方法、リアルワールドのデータから病気の発症率などを調べる方法があります。それぞれ一長一短があるため、さまざまな研究を組み合わせてデータを解釈する必要があります。
逆に言えば、ひとつの研究が真実を導くわけではなく、単一の研究から全てが分かったように解釈するのは危険です。
今回の研究では、新型コロナウイルスの変異体である、アルファ、ベータ、ガンマ、イプシロン、イオタ、デルタに対し、モデルナのワクチンによって誘発される抗体がどの程度見られるのかが7カ月にわたって評価されています。
結果として、1回の接種による免疫反応はあまり見られませんでしたが、2回目のワクチン接種による免疫反応のピーク時には、すべての人ですべての変異体に良好な反応が見られました。また、全ての変異体に対する抗体が、初回接種後 6 ヶ月間、(低下はあるものの)ほとんどの被験者で持続が見られています。
これらは、「少なくとも」6ヶ月の間どの変異ウイルスに対してもモデルナのワクチンの効果が期待できることを示唆します。また、6ヶ月以降の何らかのタイミングで追加接種が必要な可能性も示唆しますが、この研究からそれ以上の結論を導くのは言い過ぎだと思います。
引用文献:https://science.sciencemag.org/content/early/2021/08/11/science.abj4176ブルームバーグのこの手の記事は、全てアメリカからのもの。
中身はある程度真実なんだろうけど、私には、株価誘導記事にしか見えません。
モデルナの株価を上げたい人達がいるんでしょうね。