調達網の人権侵害排除 花王、農園5000カ所を調査
日本経済新聞
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注目のコメント
花王はサステナビリティ経営面で日本トップクラスの企業。
調達先人権問題に本気で取り組まれる姿勢は模範です。
サプライチェーン上で人権問題があれば、
企業価値毀損リスクを有する企業として判断されてしまいます。
日本企業でも同様の取組みが増える事に期待です。4月に国際環境NGOのレインフォレスト・アクション・ネットワークが発表した森林破壊・人権分野での企業格付けでは、花王含む日本企業三社がいずれも最低ランクとされました✳︎。日本企業のSDGsを牽引する花王、すぐに汚名を晴らしていただけることと信じてます。
EUを中心に企業の人権尊重の取組を義務化する法整備が進行していて、EUで活動する域外企業にも人権デューデリジェンスの義務化が求められるようになってきてます。もちろんEUだけでなくさまざまな国・地域によって異なる法規制が現れ始めているので、企業は対応が大変でしょうが、基本としてサプライチェーンの管理は不可欠でしょう。グローバル企業に必須の課題として花王がモデルを示して欲しいですね。
✳︎
https://www.ran.org/press-releases/major-brands-and-banks-failing-to-stop-deforestation-and-human-rights-abuses-new-scorecard-finds/