日本の「脱炭素」4つの突破口 モビリティ×エネルギー産業で描く
日経クロストレンド
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シリコンバレーD-Labの本資料の分量もさることながら、日本の応援歌でもありながら、強烈な警告でもあるようです。
記事は本資料の主要な切り抜きのような要約ですが、要約だけ読んでも、D-Labの熱量の大きさは分かりません。
脱炭素にただ取り組むだけでは、せいぜい横並びになるだけでしょう。取り組まなければ、本業蒸発を補う新規事業を生み出すこともできず、本業蒸発を機に消滅する大企業もあるでしょう。
オイルメージャーはその本業蒸発を肌身で味わい始めているので、再エネという新天地で、新たなエネルギービジネスを作り始めています。
電力会社はまだ生ぬるいですが、電気を売って儲ける時代は終わって、データで儲ける時代に生き残るためにDXを進めています。DukeEnergyは、変電所のデジタルツインや3Dスキャンニングなどスマート化を急いでいます。データでまずオペレーションをスマート化し、次にデータで儲ける準備をしっかり行っています。
脱炭素を単なる政治ゲームだとタカを括っていたら、ますます先鋭化する世界の潮流からも取り残されるでしょう。
もはや脱炭素に取り組んでいさえすれば、ESG投資が流れ込むというのは、淡い期待に過ぎないのです。
政治家に任せていては、企業は遅れたか、失敗した政策の犠牲者になるしかありません。そのことを指摘しているD-Labは、それでも日本を応援しているのです。決して軽視できないレポートです。