テスラ2021年第2四半期株主総会の質疑応答をレポート(全文翻訳版)
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注目のコメント
こんな文字起こし記事が昨年第3四半期から有ったんですね。全てに目を通すよりは動画見た方が早そうにも思えますが、とりあえず気になったのは以下の4680セルのカレンダリングについて。
>Elon Musk
>絶対に4680を車両で使えるようにしますし、現時点で数は限られていますが、信頼性のあるものができていると思います。ただ繰り返しますが、少量生産、プロトタイプは簡単ですが、大量生産が難しいんです。生産量を増やすにつれ課題がたくさん出てきます。
>今ある問題を1つ挙げると、正極素材を特定の厚さに圧縮する「カレンダリング」という工程があります。ピザ生地のようにローラーで圧をかけるのですが…… ただ、非常に硬いピザ生地ですよ。この過程でローラーに傷がついているんです。ローラーが小さい時は大丈夫だったのですが、大きくなったら起こり始めました。予想できませんでしたね。
クロムーモリブデン鋼ローラーですかねぇ。一本億単位かかると思われるものが表面にキズがついてしまう問題を起こしてるようです。
円筒型セルの4680サイズの大型化は装置やローラー側も想定していないでしょうから、キャリブレーションしながらカレンダリングしていたと思うのですが、ローラー表面の硬度は限界に達してしまったのか。
より小さいローラーや負極側は問題ないようなことも言っているので、より厚くなったことと流す速度の問題もあるのかもしれません。
ていうか、まだこの段階なんですね。4680セル。。2170セルのバックアッププランがあると言ってますが、暫くバックアップが主流になりそうな気がします。
しかしここまで赤裸々に情報を公開するのは大したもんで、まさかテスラの四半期説明会でカレンダリングの話が聞けるとは思いませんでした。その他LFPやスーパーチャージャー等も読んでみますか。カレンダリングのプレスロールのメンテナンスを
当初は米国内で行う計画でしたが、頓挫して日本に
持ち込んでメンテナンスしてますから。。
スペア作るにも難易度高くて即増産は難しいかと
思います。
その辺をしっかりリサーチ済みの日本のT社さんは
驚くほどシンプル設計⁉︎ 量産に展開しやすい。『歴史を見ると、勝利の日に敗北の種が撒かれることがよくあります。テスラがそうならないよう努力しなければなりません。』
『もっと多くの人に製造業に関わってほしいです。特にアメリカでは、頭の良い人が行くエリアではないです。アメリカでは金融と法律に有能な人が溢れています。これは批判でもあり、称賛でもあります。金融と法律に人を置くべきではないと言っているわけではありません。この分野に優秀な人が取られすぎてるんです。』
視座が広い、、