2021/8/9

【のらえもん】賢い「タワマン」の買い方を、教えよう

湾岸不動産総合情報「マンション購入を真剣に考えるブログ」運営
現代の都市における「憧れのマイホーム」の代名詞となったタワーマンション。
新型コロナによるリモートワークの普及など、住まいをめぐる環境が大きく変わる中にあっても、タワマンの人気は健在だ。
不動産経済研究所によると、昨年12月に発売した三井不動産の「パークタワー勝どきミッド」(中央区)は、平均価格が1億979万円ながら、237戸が即日完売した。
人件費、建築資材、地価の上昇などにより、マンション価格は値上がりし続けている。東京23区の新築タワマンの平均坪単価は、2012年の301万円から、2020年には502万円まで値上がりした(マーキュリー調べ)。
一般的なファミリー向けの広さである70平米に換算すると、1億円超になる。異常なまでの高値だ。
だが、超低金利で住宅ローンを組める今は、共働き世帯ならばなんとか手が届く。将来的にマンションが値上がりすれば、売却益を手にすることもできるかもしれない。
そんな、低金利と値上がり期待の危ういバランスの中で、今のマンション市場は成立している。
しかしここは、少し冷静になりたいところだ。
タワマンの魅力は何か、選ぶポイントはどこにあるのか、タワマンライフの本音、これからも値上がりが続くのか、そしてなぜ、人はこんなにもタワマンに惹かれるのか。特集を通じて、タワマンを徹底解剖していく。
1日目は、自身もタワマンに住むマンションブロガーののらえもんさんに、タワマンの基本を解説してもらった。
INDEX
  • 毎日気分が上がる
  • 「売りやすい」と「快適」は別物
  • 圧倒的にお得なのはあの物件
  • 「タワマン批判」に応える
  • 修繕積立金の目安は「平米月300円」
  • 中古は間取りで選ぶ
  • 本当に役に立つ共用施設とは
  • 「高層階を買っときゃよかった」
  • 今買うと「高値づかみ」になりませんか
  • (付録)タワマン騰落率トップ100

毎日気分が上がる