楽天、低コスト5G技術を輸出 ドイツ企業に2500億円で
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楽天が、通信機器をクラウド上のソフトウエアに置き換える技術で、これを使う通信網の設計・運用を独の新興通信会社である「1&1」から一括で請け負うとのこと。仮想化と呼ばれるこの技術は通信網の整備・運用コストを大きく抑えることができると言われている。また、世界の通信会社が導入を検討しており、今回の契約が楽天の技術の販売に大きな影響を与えることになるかもしれない。
注目のコメント
海外はMVNOで大きくなった企業がMobile Network Operator(=通信ネットワークを自社で持つ)にシフトする時期にきているのですね。10年前はドイツのMVNOで大きいところでも契約者数が数百万前半でしたが、1000万規模になってきているのは驚きです。そのニーズに対して、楽天が仮想化ネットワークのインフラ開発を受注したとのことですが、具体的なディールが決まって何よりです。運用大変だと思いますが、日本のオペレーションレベルで海外展開していくチャンスなのでぜひ成功してほしいです!
自社構築のIoTやDXソリューションを外販するのは新規事業進出の王道として我々は当たり前に提案セットに入っていますが、抵抗が大きい会社が多いのも事実です。
ただ、こうすれば自社が投資した分はあっという間に回収します。その柔軟な発想を日本企業は持つべきです。好調なECと金融のキャッシュを通信事業に回して、自社でソフトウェアを用いた通信基盤をソリューション化。自社で磨きながら、海外類似企業に横展開して費用回収。価値創造の仕方がうまい。
通信事業の実績ができてるから説得力があるし、特に欧州のブランド力もFCバルセロナの胸スポンサーでついてきてるし、予定通り黒字化できるか気になる。
あと、楽天モバイル端末持ってるけど、正直使ってない。5Gコンテンツがまだまだないからか、2台目だからか。