2006年に文藝春秋で翻訳の編集長になった時、まっさきにとりたいと思った作家が、マイケル・ルイス。『世紀の空売り』(2010年)『ブーメラン』(2012年)『フラッシュボーイズ』(2014年)『かくて行動経済学は生まれり』(2017年)と四作自分の編集部から出した。 そして2021年、早川書房の山口晶さんが『最悪の予感』の版権を取得、絶好のタイミングでの出版。 マイケル・ルイスは、『マネー・ボール』でも『世紀の空売り』でもインサイダーにはわからないシステムそのものの危機を、アウトサイダーの目を通じて描いてきた。 今の日本でも同じことができるなー。
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