【分析】売り上げ3兆円へ。無印良品が「第2の創業」で大転換
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身につけるものに間しては撤退してしまったメガネ(以前の無印良品のフレームはまだ残っています)を除いて全て無印良品のもの、さらに家にある物の90%は無印良品でしか買うことがありません。無印良品の場合はブランドが持っている思想に共感してる方々がリピート買いを続けて支えているため、どちらかというと部外者である新社長がどのような舵取りをするのかにより大きな変化を伴うことになります。
東京在住自体は世界最大の旗艦店であった有楽町の無印良品に入り浸っていたのですが、今ではその店舗も無くなり、銀座店と東京有明店が引き継いでおり、あの頃から無印良品が変化を始めたように思います。国内では品質が良い割には廉価なイメージがあるものの、国外では日本からやって来た高級ブランドに思われているため、比較的富裕層向けのブランドとなっていますので、国内外のイメージを揃えていくことも必要でしょう。
ファーストリテイリング出身の新社長が、無印良品のブランドイメージをしっかりと把握していなければ迷走することになり、2030年に売り上げ3兆円という目標は達成が難しくなってしまうかも知れません。無印良品を支える一人としては、変えなければならないところを見つけて変化を起こし、変えてはいけないところをきちんと残すことが無印良品の舵取りにとっては必要なことだと思っています。
注目のコメント
売上目標3兆円というのは、MUJIというブランドにはそぐわない。少し違和感があります。
良品というコンセプトを突き詰め、原産地や製造国を含めたサプライチェーンの見直し、在庫の廃棄処分ゼロ、などをもっと全面に打ち出すべきではないでしょうか。
その結果として売上や利益がついてくる。3年前の社長交代に伴い設定したアイリスの売上1兆円は高い目標と思いましたが、家電がけん引して十分達成できそうです。良品計画の場合何がけん引するのでしょうか?中国?海外?それとも高単価の新商品?なんてところが知りたいと思いました。もし「日常的な買い物需要」でこれだけを目指すのなら、それはそれですごい。
アメリカでは非食品の日用品を中心に低価格で扱うバラエティストアという業態が小商圏のチェーンストアとして成長してきました。無印良品の扱い品目はバラエティストアに近いところにありますが、プライスラインが高いため大商圏でしか成立しないモデルです。それを低価格で商品開発をし品揃えしていってるのがニトリやカインズなどです。そしてニトリはより小商圏のホームデコを開発していってます。無印も本当はもっと気軽で日常なブランドイメージとプライスラインを持ちたかったジレンマはずっとあったと聞いてます。そこに行けるかが成長のカギのような気がします。