【学び】星野佳路は、任せることで「次」を育てる
- 「次のカリスマ」は探さない
- カリスマにしか、できないこと
- カリスマの「責任範囲」
- 社長復帰は「ルール違反」
- 「学ぶ時間」をつくってあげる
- 創業家が与える「安心感」
- 課題の本質は「カリスマ側」
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「それは、私の責任の範囲を超えている。次の世代が自ら学ぶべきことです」
今回のインタビュー中、星野代表は何度かそう仰っていました。少しつき放したようにも聞こえますが、その裏には「5〜10年は学びの期間として失敗できるよう、仕組みを整えてから引き渡す」という、次の世代への愛情がありました。
優秀な経営者ほど「つい口を出してしまう」「次の世代が育たない」といった悩みを抱えています。どうすれば、上手に任せて次を育てることができるのか。様々な事例を研究してきた星野代表だからこそのアドバイスをお届けします。
「譲る側のノウハウ」「引き継ぐバトンの大きさが変わってきた」という指摘はとても目からウロコが落ちた感があります。
星野社長が「カリスマと呼ばれるのは好きでない」というのもとても健全と感じました。実際「カリスマ」という言葉を使うと何か分かった気がしますが本質はとても曖昧で人によって全く解釈が違ったりすることが多いのではないでしょうか。数年前のKBSの中間テストではNGワードの1つにしたことがあります。
社長の経験がない人が、いきなり上手く社長の役割を遂行できるとしたら、それは極めて稀なことです。特に大きな組織であれば尚更です。
星野さんが「このままやっていけば5年、10年は競争力を維持できるという仕組み」を残して、試行錯誤できるような期間を残してあげようとされているのは、事業継承の本質を突いた方針です。
また、本田技研の創業者のお二人が次世代にバトンタッチをされた方法も集団指導体制の構築です。成功事例もあり、再現性の高いやり方になります。
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