[東京 31日 ロイター] - 米体操連盟は31日、体操女子のシモーン・バイルス(24)について、8月1日に行われる東京五輪の個人種目別決勝の跳馬と段違い平行棒を欠場すると発表した。

バイルスは精神的理由で27日に行われた団体総合決勝で途中棄権し、29日の個人総合決勝も欠場していた。

ただ、8月2日と3日にそれぞれ予定されている種目別ゆかと平均台については出場する可能性がある。

米体操連盟は声明で「医療スタッフと話し合った結果、バイルスは個人種目別の跳馬と段違い平行棒を欠場することを決めた」と発表。「ゆかと平均台への出場については、バイルスの様子を毎日評価して判断する」と説明した。

バイルスは2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを4つ獲得。絶対的な女王として東京五輪に臨んでいた。