石川佳純 涙こらえ「最後はわからなくなった」悪夢の10連続失点“0点回避マナー”の無念
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シンガポールのユ・モンユ選手は世界ランキング50位。数年前は9位まで上がったことがありますが、最近は40-50位前後でした。石川選手は8位ですから、かなりの差があります。そうしたなか、ユ選手が四強に残ったことは、今回のオリンピック女子卓球で最もエポックメイキングと言えそうです。多くの人が石川選手が順当に勝ち進むと予想していたと思います。
石川選手との対戦で、ユ選手は二セット目半ば以降の逆転、三セット目の接戦をもぎ取るベテランらしく冷静でミスの少ない試合運び。四セット目は完全にユ選手のペースでした。
元々、石川選手はユ選手に対して過去8勝7敗と互角でした。石川選手のランクの高さを考えると、ユ選手との相性は良くないのかもしれません。
準決勝は中国の陳夢選手。世界ランキング1位という強豪が相手になりますが、メダル圏のかかった試合がどうなるか楽しみです。今回のオリンピックではシンガポールにはまだメダルがないため、最も期待のかかる試合ともなりそうです。
シンガポール女子卓球は過去のオリンピックで銀銅の獲得はありますが、金はありません。シンガポールメディアの取材でのユ選手の様子は、落ち着いて緊張を全く感じさせず、陳夢選手との試合でも、勝機を見いだすかもしれません。
注目のコメント
石川選手のプレッシャーは相当大きかったでしょう。リオの初戦敗退を挽回するプレッシャー。卓球女子のキャプテンとして。日本選手団副キャプテンとして。直近数年で戦績が振るわない期間も経験してきて今回のオリンピックも相当なプレッシャーだったでしょう。ひとまずはシングルスお疲れさまでした。
繋げて考えるべきことではないかもしれませんが、桃田選手、石川選手、瀬戸選手、20代後半で昨年時点で脂の乗り切った選手にとっては、一年延期の影響は大きかったのかもしれませんね。(もちろん、大野選手始め、そうでない方も沢山いますが)