[16日 ロイター] - 調査会社カナリスが15日発表したリポートによると、第2・四半期のスマートフォンの世界出荷台数は、中国の小米科技(シャオミ)が米アップルを抜いて初めて2位に浮上した。

シャオミのシェアは17%で、第1・四半期から3%上昇した。

首位は韓国サムスン電子の19%。アップルは14%で3位に転落した。

第2・四半期の世界のスマホ出荷台数は12%増加した。

カナリスのベン・スタントン調査部長は、シャオミのスマホは平均販売価格がサムスン製と比べて約40%、アップル製に対しては約75%安価だと指摘。シャオミにとって今年の主要課題は、高価格帯端末の販売を延ばすことだと述べた。

同社の出荷台数は中南米で300%超、アフリカで150%、西欧州で50%、それぞれ増加した。