九州北部と中国地方が梅雨明け
NHKニュース
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上空の気圧が地上のおよそ半分、500hPaになる高度が5880mを超えると、日本の気象関係者は太平洋高気圧に覆われるようになってきたな、と実感する、一つの目安になっています。
13日は上空の天気図でこの5880mの線が九州から東に徐々に広がってきており、この辺りから梅雨明けが判断されたものとみられます(もっとも、本質的には梅雨明けは曇りや雨の天気が続かなくなることをもって発表されますので、微妙にですが定義は異なります、たとえば四国が残ったのは、南からの湿った空気と上空の寒気により大気が不安定で雨が降りやすいとされたのではないかと思われます)。
14日にはこの5880mの線は一気に北海道の近くまで北上します。現在本州の上空にある寒気により大気が不安定となり雨が降りやすいですが、この雨とのバランスをみて今後数日の間に各地で梅雨明けが発表されることになりそうです。
今シーズンは梅雨入りも例年になく走り梅雨が長く、これから梅雨入りの確定値が大きく変わる可能性がありますが、梅雨明けもほぼ全国横一線で、例年の梅雨明けとはちょっと違う雰囲気になっています。先週末から豊前や北九州や博多で、雨は降っても雨雲がもう夏の雲になってたので梅雨明けだなと誰しも思ってましたが、後追いで認識された感じですね。福岡はマンボウも空けて夏本番!
私は長崎県民ですが、梅雨入り直後からカンカン照りが続きました。
そして梅雨明け発表後、明後日から天気予報には雨マークが続いています。
これだけ豪雨災害が頻発することもあり、梅雨の定義も見直すタイミングではないのでしょうか?