防衛白書、台湾情勢を初明記 中国との対立「顕在化の可能性」
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「台湾をめぐる情勢の安定は、わが国の安全保障にとって重要」と表現し、米国と中国の対立が「一層顕在化する可能性がある」と指摘して「緊張感を持って注視していくことが必要」と防衛白書に初めて記述した。とても控えめな表現だし、第三者的で傍観者風の表現。しかし、防衛白書に初めて記述されたことが異常といわざるを得ない。それでも中国は猛反発するだろう。やはり東アジア情勢は普通ではない。
現在の香港を見れば、台湾が中国に併合されて良いとは誰も思わない。そして防衛白書はそれを極めて控え目に表現している。ややもどかしい所はあるが、それが日本人の奥ゆかしさと曖昧さと捉えるしかない。