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【中国】半導体2社が受注取り消しか、国内優先で[IT]

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    世界的に半導体の供給が不足する中、半導体のような戦略的な製品を他国に依存することの危険が強く認識され始めました。さらに、戦略的な製品や材料を中国に依存すれば、政治的な理由で供給を止められる可能性もあり、米中の戦略的競争が激化するにつれて、欧米諸国の危機感が強くなっています。
    欧米諸国は、すでに、自国内で半導体が生産できるよう、台湾の半導体製造企業の誘致に動き出しています。半導体製造で台湾が存在感を高めているのです。台湾はその存在感を、自らの生き残りと国際社会における地位の向上のために利用するでしょう。
    戦略的な製品や材料は半導体だけではありません。再生可能エネルギーへの転換を急速に進めようとすれば、関連装備に不可欠なレアアース等の中国依存を急速に高める危険もあります。再生可能エネルギーを得るためには、これまで以上の環境破壊を必要とすると言われます。しかし、それ以上に、戦略的物資の安全・確実な入手手段を確保しないまま再生可能エネルギーへの依存を高めれば、必要な材料を止められた時に、国内の個人の生活、社会活動、経済活動、軍事行動の全てが障害を受けます。
    経済的効率だけを考慮すれば良い時代は終わり、半導体にしろ、レアアースにしろ、戦略的製品や材料等をいかに安全に確実に入手できるかという安全保障の観点が必要とされているのだと言えます。


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